コンテンポラリー・ジュエリーとは (まとめ)
・素材問わず、作家のコンセプトを基に創られるジュエリー
・素材価値やブランド力ではなく、作家のコンセプト・表現にこそ価値をみる
・付ける者や見る者、第三者の個人的価値が加わる「情緒的なジュエリー」
・ジュエリーを介してのコミュニケーションが生まれ、そこに第三の価値がある ・作品を捉えるのに正解はなく、ある意味生じた誤解こそ作品の豊かさとなる
詩的に解釈なるならば、コンテンポラリー・ジュエリーは、ジュエリーと個人的な関係を築いている「作家自身」そして「身に付ける者自身」と言えるのではないでしょうか。
New moon/ Half moon Natsumi Kaihara
これまでの回を通して、少しずつご自身のジュエリー感が広がって来たでしょうか。
コンテンポラリー・ジュエリーはハイジュエリーやブランドジュエリー、モードと相容れない対立した存在ではありません。装身具とアートに跨るジュエリーの一分野です。
ジュエリーの選択肢として、楽しんで頂けたら嬉しいです。
次回は楽しみ方や身に付け方について広く考えていきましょう。
コンテンポラリー・ジュエリー グループ展
WARP Tokyo-Barcelona
会期: 東京 2020年12月14日(月)〜12月20日(日) 銀座ACギャラリー
巡回展: スペイン・バルセロナ 2021年9月25日〜 CONTEXT Gallery
キュレーション: 貝原奈積
協力: 銀座AC,Gallery
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